BTOパソコン一斉調査。コスパ良きは?
BTOパソコンは完全受注生産なので、CPUやグラフィックボード(GPU)、メモリ、ストレージを自身に最適なパーツを選択することができます。
また、受注生産で在庫を抱える心配がないので、パソコンメーカーよりも安く購入できるメリットがあります。
本記事では、数あるBTOメーカーの中からおすすめのBTOパソコンを紹介します。
BTOパソコンを選ぶ上での参考にしてみてください。
BTOパソコンとは?
BTOパソコンとは、「Build To Order」の頭文字をとった用語であり、受注生産のことを指します。
従来の決まったパーツの中からパソコンを選択するのではなく、購入時にCPUやグラフィックボード(GPU)を選択できたり、メモリやストレージの容量を調整したりすることができます。
メーカーによっては、冷却性能を空冷から水冷にアップグレードできたり、電源をよりW数の高いものにしたりも可能です。
BTOパソコンが自作PCのようなカスタマイズ性はありつつも、組み立てる手間がなかったり、購入後のサポートが充実していたりと自作PCと比較してもメリットも多くあります。
パソコン工房
メリット
デメリット
- 似たようなスペック商品が多くわかり難い
- 最新パーツへの対応がやや遅い
- ゲーミングノートPCはモニターとゲーム性能のバランスがやや悪い
おすすめ度 | ★★★★ |
有名度 | ★★★★★ |
ラインナップ数 | ★★★★★ |
カスタマイズ性 | ★★★ |
コスパ | ★★★★ |
納期・出荷目安 | 関東・甲信越・中部・関西:最短翌日納期 中国・四国・九州・東北:最短2日納期 北海道・沖縄・離島:最短3日納期 |
BTOパソコンはもちろん、PCパーツ、アクセサリー販売で歴史が長いのがパソコン工房です。
取り扱っているBTOパソコンの種類が多く、
目的別でも分かれているのでパソコン知識に自信がない人でも安心です。
特にパソコン購入相談サポートを実施しているので、
用途や欲しいことから自分に適したBTOパソコンをおすすめしてくれるので、初心者が失敗しにくいのも良い点ですね。
またPCショップとしては実店舗が日本全国に多めなので、
対面でサポートを受けたいという人のニーズにも対応できます。
加えて新パーツを取り入れたパソコンが他社よりもいち早く登場する傾向もあります。
マウスコンピューター
メリット
デメリット
- カスタマイズ性はやや低い
- 最新パーツへの対応がやや遅い
おすすめ度 | ★★★★ |
有名度 | ★★★★★ |
ラインナップ数 | ★★★ |
カスタマイズ性 | ★★ |
コスパ | ★★★★ |
納期・出荷目安 | 3~4営業日出荷 |
テレビCMやYoutube広告などで見かけることも多いメーカーです。
ノートPCはもちろん、オフィス用のiHシリーズ、ゲーミング用のG-Tune、クリエイター向けのDAIVと、
目的別にも分けられていてうれしい点です。
またゲーミングノートPCがコスパが高い傾向にあります。
ゲーム目的なら
マウスコンピューターが展開するブランドG-Tuneから選ぶと良いでしょう。G-TuneはゲーミングPC用のBTOパソコンを取り扱っています。
拡張性のあるデスクトップタイプから、省スペースなゲーミングノートPCもあります。
最近は高コスパPCが多くなっており、安いだけでなく記憶容量やメモリの初期構成が良かったりもします。
やや最新PCパーツへの対応が遅いのが難点ですが、待てばよいゲーミングPCが見つけやすいです。
おすすめの選び方や具体的な機種についてもお話していますので、
よかったら参考にしてみてください。
サイコム(Sycom)
メリット
デメリット
- ノート型BTOパソコンは無い
- 低価格帯のPCが少々不足気味
おすすめ度 | ★★★★ |
有名度 | ★★★ |
ラインナップ数 | ★★★ |
カスタマイズ性 | ★★★★★ |
コスパ | ★★★★★ |
納期・出荷目安 | 通常発送後2日以内到着 |
BTOパソコンメーカーとしては老舗に入り、選べるPCパーツの構成が豊富で、
ほぼフルカスタマイズといって良いくらい自分好みにアレンジできます。
その分、多少のPCパーツ知識が必要ですから、初心者よりは中~上級者向けになります。
(ただしパーツ選択時に推奨や必須の組み合わせを提案してくれ、選びやすさに配慮されています)
選べるPCパーツ構成が他のBTOよりもやや高級路線なので、価格自体は高めになりますが、
コスパという面では悪くなっているわけではありません。
またRGB色に光るゲーミングPCなど見た目がカッコよいゲーミングPC、
静音性に特化したPC、CPUとグラフィックボードの水冷使用のPCなど、
他には中々無いめずらしいラインナップも取り揃えており、バリエーションが豊富です。
個性的なゲーミングPCが欲しい人にもおすすめのメーカーです。
フロンティア(FRONTIER)
メリット
デメリット
- お得品は個数が少なくすぐに売り切れる
- ゲーミングノートPCはあまり良くない
- セール・特価PC以外はややコスパが下がる
おすすめ度 | ★★★★★ |
有名度 | ★★★ |
ラインナップ数 | ★★★★ |
カスタマイズ性 | ★★ |
コスパ | ★★★★★ |
納期・出荷目安 | 西日本:最短翌日納期 東日本:最短2日納期 北海道・沖縄・離島:最短3日納期 |
フロンティア公式サイト
フロンティア(FRONTIER)は知名度としては少し劣るかもしれませんが、
実は大手家電量販店ヤマダ電機傘下のBTOメーカーで、歴史もBTO業界では長いです。
サポートもしっかりしており初心者に向いているおすすめなBTOです。
また一番の特長はセールです。
とにかく安い製品が出ることがあるので、丁度そのタイミングで買うことができればかなりお得。
特にひと世代前のハイクラススペックに属するBTOパソコンは、
性能が良い割に価格が下がっているのでおすすめです。
性能や区分けが明確で選びやすく初心者に優しいラインナップです。
他のメーカーでは「何がちがうの?」っていうラインナップになっているところもあるので(笑)
実店舗ではテックランド、LABI、ショップインバースなどヤマダ傘下のお店で実物も見れることも可能です。
ASUS
メリット
デメリット
- 厳密にはBTOではないので、カスタマイズ性が無い
- ASUS製のみしか選べない
- 海外ブランドである
おすすめ度 | ★★★ |
有名度 | ★★★★★ |
ラインナップ数 | ★★ |
カスタマイズ性 | ★ |
コスパ | ★★★ |
納期・出荷目安 | 最短で翌平日営業日に出荷 |
台湾では大手企業として、日本ではマザーボードやグラフィックボードなどPCパーツメーカーとして有名なASUSです。
他のBTOパソコンもPCパーツの中身にASUS製が使われていることもしばしばあります。
PCパーツメーカーですが、ゲーミングPC自体も独自に展開しており、最近では大型家電量販店でもみかけます。
カスタマイズ性はほぼ皆無で、決められたスペックから選ぶ形にはなるものの、
他にはないROG Strixの奇抜なデザインは魅力的ですし、
ゲーミングノートPCが比較的豊富に展開しており選択肢が多いです
Lenovo
メリット
デメリット
- 見た目が画一的で選択肢はない
- 絞られたラインナップなので、自分好みが見つからないことも
おすすめ度 | ★★ |
有名度 | ★★★★★ |
ラインナップ数 | ★★ |
カスタマイズ性 | ★★ |
コスパ | ★★ |
納期・出荷目安 | 最短で翌営業日出荷 |
パソコンメーカーとしては超有名なLenovoです。
主にオフィス用スリム型デスクトップおよびノートパソコンで有名なメーカーPCが多いですが、ゲーミングPCとしては「Legion」シリーズを展開しています。
カスタマイズ性は低いほうですが、逆に言えば初心者にはわかりやすく、ラインアップも絞っているため明確でわかりやすいです。
LegionオリジナルのPCケースや特殊なPCパーツを利用しているので、見た目の希少性が好きな人におすすめ。
ドスパラ
メリット
デメリット
- PCによってはコスパ結構落ちる
- 見た目が画一的で選択肢が非常に少ない
おすすめ度 | ★★★★★ |
有名度 | ★★★★★ |
ラインナップ数 | ★★★★ |
カスタマイズ性 | ★★★ |
コスパ | ★★★★★ |
納期・出荷目安 | 本州・四国:最短翌日納期 北海道・九州:最短2日納期 沖縄・離島:1週間程度納期 |
PC業界では知らない人がいない有名メーカーであるドスパラ。
BTOではMagnate、ゲーミングPCではGALLERIAといったブランドで展開しています。
全体的なBTO価格が他のメーカーより安めで、
無料アップグレードキャンペーン対象機など狙えばかなりコスパ高め。
PCパーツも販売していますし、ドスパラしか卸していないパーツなどがあることが理由かと思います。
かなりお得に買えますから、予算を抑えたい人にはおすすめのBTOです。