新型iPhoneが発売になりましたが・・高い!もうはや富裕層が持つスマホです。
手がでない庶民は「格安スマホ」と入力して検索するのですが、怪しい・・・聞いたことのない中国のメーカーばかりでてきます。それなら、知らなければ知ればいいということで今回は中華スマホメーカーについて調べてみました。
Xiaomi(シャオミ)
2010年に設立した比較的新しいブランドですが、日本でも聞いたことがある方が多いんじゃないでしょうか。
個人的にも一番好きなブランドで、ハイスペックで非常に安価、そしてデザインはAppleをパクって(?)いるため、スタイリッシュでおしゃれ、ネットの口コミからシェアをどんどん増やして、日本でも秋葉原などで普通に販売されていたりします。
販路は中国だけでなく、GearBestなどのガジェット販売サイトを通して広く販売されているので、全世界で購入することができます。
直営販売も、台湾、香港、シンガーポール、マレーシア、フィリピン、インド、インドネシア、ブラジルと徐々に増やしており、今一番勢いのあるブランドじゃないかなと思います。
扱っている製品は、パソコンからスマホ、家電製品まであります。
Huawei
日本での一般的なイメージは、ドコモがリリースした「Huawei Ascend(HW-01E)」で「Huawei」を認知&評価暴落で、くそ端末メーカーとして知られ、その後「dtab 01」や「dtab(d-01G)」で安くてまぁ使えるレベルとして、ほんのちょっとだけ評価を持ち直したという感じじゃないでしょうか。
また、最近ではスマートデバイスにも力を入れているため、スマートウォッチなどに興味がある方にはおすすめのメーカーであることは間違いないです。
展開してる製品は、ローエンドからハイエンドクラスの端末を揃えていますが、ハイエンドクラスではなく、上記で紹介した「P8」のようなミドルエンド端末程度のものがおすすめです。
HUAWEI公式サイト
OPPO
「OPPO」は2004年に設立された中華系メーカーです。2008年に携帯電話市場に参入して、2010年に国際市場への拡大を見込み、2010年4月にタイで最初の海外事業を開始しました。今では、
OPPOは世界中の21の市場で展開しています。
日本では聞いたことがない方も多いかもしれませんが、IDPのランキングによると、2016年にOPPOは世界的に第4位のスマートフォンブランドにランクインしており、今では、1億人以上のユーザーを抱えるブランドとなっています。
展開している製品はミドルクラスからハイエンドクラスまで用意しており、ハイエンドクラスの端末が発表された際は、よくニュースにもなっていたりします。
OPPO公式サイト
ASUS
中華メーカーではなく、台湾メーカーですが日本にいるとよく見るブランドですので、いちおう触れておきます。
日本では、格安SIMを使う端末として有名な「ZenFone」シリーズを展開しているブランドです。
中華系通販サイトから購入せずとも、非常に人気で価格.comや秋葉原だけでなく、ちょっとした電気屋さんでも売られていたりするくらい日本では浸透しています。
さらに、格安SIMで利用といえば、ドコモ系のMVNOを想像する方がほとんどかもしれませんが、「ASUS ZenFone 3 Ultra(ZU680KL)」などは、マルチSIM(SIMカードを2枚指すことができる)でデュアルスタンバイ(同時に2つの電話番号で待受ができる)、加えてau系の電波をつかむことができることで話題になりました。
他の中華メーカーと比較して、価格は高価な部類(※日本のキャリアが販売しているものと比較すると十分安価です)ですが、デザインに非常にこだわりを持っているブランドで、「ASUS DESIGN」という特設サイトを用意するほどです。
スペックはミドルスペックからハイスペックまで取り揃えています。
Asusu公式サイト
LEAGOO
中華メーカで緑色をコーポレートカラーにしているのは、このLEAGOOです。
中華メーカーの中でもあまり有名でない部類でしたが、2017年に入り三辺狭額縁で一万円台前半の「LEAGOO KIICAA MIX」をリリースして一躍有名になりました。
この価格帯で「三辺狭額縁」に「RAM:3G」、「オクタコア」はありえないコスパだと思います。
もともと、OEMやODMがメインのブランドでしたが、2011年から独自ブランドを展開するようになり、過去の経験を活かし、安価でミドルスペックのものが多くリリースしています。
LEAGOO
Blackview
「Blackview」は2013年3月、Xu Ming(David Xu)によって設立されました。
企業方針として「品質と経験」を大切にし、設計から製造までの各手順を厳格に審査しているようです。
例えば品質に関して、「Blackview」のリリースしている製品である「BV8000 Pro」、「BV7000 Pro」、「BV7000」、「P2」、「P2Lite」、「A9 Pro」、「R6」、「R6lite」、「BV6000」、「BV6000s」などのラインナップには、ユーザーからのフィードバックを取り入れてアップデートを繰り返し行なっています。
主な端末の販売先はロシア、ウクライナ、イタリア、スペイン、イギリス、フランス、ドイツ、チェコ共和国、ギリシャ、アルジェリア、シンガポール、マレーシア、フィリピン、ラオスなどで、世界中で販売されているので、信頼性は非常に高いと思います。
展開されている製品ラインナップはローエンドからミドルエンドが多い印象です。
Blackview
Elephone
「ELEPHONE」は2006年に設立され、深セン市、広東省、中国に本社を置くメーカーです。
日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、ヨーロッパや東南アジアで大きな人気を博し、フランス、スペイン、ポルトガル、マレーシアなどには現地販売店を開設しています。
ELEPHONEは中華メーカの中では、世界的な認知度は高く、ロシア、スペイン、イギリス、ドイツにメンテナンスサービスセンターを設置した初めてのメーカーでもあります。
製品のラインナップとしては、ミドルエンドの端末が多いように感じます。
Elephone
MEIZU
「MEIZU」は、2003年に設立された中国珠海に本社を置くメーカーです。
2008年にスマートフォン市場に参入して以来、ハイエンドスマートフォンの開発に専念しており、企業理念としては、製品の完璧さと長期的な開発を追求するというコミットメントに基づき、革新的でユーザーフレンドリーなスマートフォンの開発に焦点を当てることのようです。
中華メーカとしては比較的規模が大きく、1,000人以上の従業員と600の小売店があり、多くの国際市場でプレゼンスを確立しています。
製品のラインナップとしては、ハイエンドからローエンドまで取り扱っており、日本ではどちらかというとローエンドの端末が有名だったりします。
個人的にも「MEIZU」に関しては、ハイエンドクラスの端末よりは、ローエンドの端末の方がコスパがいいので、ローエンドの端末をおすすめします。
MEIZU
ZTE
1985年に「深圳市中兴半导体有限公司」として設立され、上場している一流ブランドです。日本では、ソフトバンクから、「みまもりケータイ」や「シンプルスマートフォン(008Z)」、ドコモからも一括価格で648円(税込み)で購入することができる「MONO MO-01J」などのメーカーで知られ、どちらかというと格安端末が有名ですが、個人的には、安価でハイスペックな端末メーカーの印象があります。
激安中華メーカーと比較すると、高価な部類の端末類が多いですが、日本にもキャリア経由で製品を下ろすだけあって、品質は素晴らしく、海外の評価も非常に高いのが特徴です。
ただし、展開している製品は、ミドルエンドからハイエンドクラスが多いのですが、他の中華メーカーの端末と比較してスペックの割に価格が高く、リリースしてから価格がなかなか下がらないので、個人的にはおすすめしないブランドではあります。
・ZTE
UMIDIGI(UMI)
2012年に「UMI」というブランドで誕生し、改称と何度か経て、2014年に今の「UMIDIGI」となりました。
そのため、「UMI」=「UMIDIGI」です。
深センに本社を置く、中華メーカーで、ヨーロッパ、東南アジア、南アジア、中東、アフリカなどの20ヶ国以上で展開しています。
端末の特徴は、主にハイエンドの端末を揃え、さらに使用している部品は日本製を使用することが多いことが特徴です。
私が以前レビューした「UMIDIGI Z Pro」も、カメラとバッテリーはソニー、ディスプレイはシャープのIGZOを使用していました。
ディスプレイにIGZOを使用してる中華メーカーは私の知る限り「UMIDIGI」以外ありません。
また、ハードウェアとソフトウェアの両方をユーザーからのフィードバックに基づいて開発することをホームページで名言しており、特にソフトウェアのアップデートが頻繁にすることで細かいバグの修正があることが有名です。
ハイスペックな端末は長く使用することができるので、こういったきめ細かいサービスも端末を決める一つの要素として考えておく方がいいでしょう。
・UMIDIGI(UMI)