「エアウィーヴの製品」に代表されるような“洗えるマットレス”は、ポリエステルやポリエチレンなどのファイバー(樹脂)素材を中心につくられたマットレスのこと。
マットレスはカバーのみの洗濯が一般的だけど、通気性抜群で丸洗いできるのがほかにはない魅力といえる。このほか、数としては多くはないものの、高反発のウレタン素材でも洗えるマットレスが登場。今回は「三つ折り」「15cm以上のマットレス」「敷布団」「マットレストッパー」の4種類に分けて、おすすめの洗えるマットレスをナビゲートしていく。
洗えるマットレスのおすすめ13選
「エアウィーヴの製品」に代表されるような“洗えるマットレス”は、ポリエステルやポリエチレンなどのファイバー(樹脂)素材を中心につくられたマットレスのこと。
マットレスはカバーのみの洗濯が一般的だけど、通気性抜群で丸洗いできるのがほかにはない魅力といえる。このほか、数としては多くはないものの、高反発のウレタン素材でも洗えるマットレスが登場。今回は「三つ折り」「15cm以上のマットレス」「敷布団」「マットレストッパー」の4種類に分けて、おすすめの洗えるマットレスをナビゲートしていく。
たっぷりな厚さで快適な寝心地を実現する三つ折りマットレス。頭・腰・脚部分の三分割になっており、中材を入れ替えると長持ちさせられる。カビの発生や汚れ防止のため、下に除湿シートを敷くのがおすすめ。
エアリーマットレス空気を多く含んだ構造により、寝汗や湿気を逃がすのが利点。カバーは季節に合わせてリバーシブルで使え、やわらかなニット面は秋冬に、サラッとしたメッシュ面は春夏向き。カラー展開はホワイトとブラウン。
適度な体圧分散とかたさで、寝返りがしやすい三つ折り洗えるマットレス。耐久性にも優れ8万回の圧縮テストをしても96%の復元率を維持するという。中材はシャワーで、カバーは洗濯機でお手入れを。
1層目に柔らかなTPE(熱可塑性エラストマー)、2層目には高密度ファイバーを重ねたこちらのマットレスもシャワーで水洗い可能。ぜひ、水に浮かんでいるような寝心地を体験して。10年間の寝返りを想定した、8万回の圧力試験もクリアし、耐久性にも期待できる。
高反発ウレタンなのに洗える。業界初のマットレスが「ウエルストンくらしき」から登場。水はけのよい3Dカットキューブが、体圧を分散して寝心地も向上する。洗濯の際は、付属の専用ネットに入れて、コインランドリーの大型洗濯機(32kg以上)で丸洗いして。
洗えないウレタンやコイルマットレスからの買い替えにおすすめしたいのが、「エアウィーヴ」のエントリーモデル。三つ折りマットレス同様に、芯材は三分割になっており、位置の入れ替え可能なのもメリットだ。
「S01」の機能に厚さがプラスされた「エアウィーヴ」のスタンダードモデル。ファイバー素材の一つひとつをまるで空気を編むようにして組み合わせられ、夏は涼しく、冬は暖かさを体感できる。より細かく寝心地を調整したい人には、片面はソフト、もう片面はハードな「S03」がおすすめ。
一般的な敷布団と異なり中綿がなく、トラス構造(三角形を単位とした構造)になった空気層が体を支え上げる。また、この構造によりホコリがなく、ダニも住みにくい。通気性は綿布団の5倍といわれ、熱帯夜でも活躍してくれること請け合い。
メーカーの特徴でもある寝返りのしやすさや優れた体圧分散はそのままに、より布団らしいふっくら柔らかな感触で、一枚敷きでも心地よく横になれる。カバーは通気性抜群のメッシュ地と、体温を閉じ込めて暖かさを保つキルト地の両面仕様。
まるでマカロニのような中空繊維が空気を編み込むように、複雑にからみ合った3D構造。空気の層によって夏は涼しく、冬は空気を取り込むので暖か。糸くずといったほこりが出ないので、衛生的に使い続けられる。
「エアーラッセル」という高反発な立体構造編物は、クッション性と通気性のどちらも優れている。底つき感のないしっかりとした寝心地を追求したい人や、汗をかきやすい子どもの寝具としておすすめ。約3kgと軽く、腰に負担のかかりやすい上げ下ろしもサクサクと進む。
今お使いの寝具の寝心地を生かしながら、睡眠の質を上げたいのなら、洗えるマットレストッパーは適役。折りたたみはもちろん、丸めることもでき収納時の負担もなし。さらに、専用カバーはポリエステル綿が入ることでふんわりとした感触に向上している。
洗えるもので、とくにファイバー素材は、90%以上が空気の隙間でできている。そのため湿気を溜め込まず、蒸れにくい構造になっており通気性がよく快適に。ホコリが出にくく、カビやダニの発生も抑えられる点も注目されている。水はけがよいため、洗ってからすぐに乾くというのもうれしい。
ファイバー素材、ウレタン素材の洗えるマットレスには高い反発力が期待でき、体圧分散性にも優れ快眠をサポートしてくれる。
高反発マットレスは、適度に体を押し返してくれるので寝返りが楽になるというのがメリット。だけど、反発力のある素材は基本的に洗えないものがほとんどだから、ひときわ貴重な存在だ。
洗えるマットレスは熱に弱いものが多く、ストーブなど火気のそばに立て掛けるといった行為は絶対にNG。直接火を使うアンカ、カイロなどの暖房器具や布団乾燥機、アイロンの使用も避けて。
洗えるマットレスの素材というのは性能が高い分、価格も上がりがち。市販のものは10cm以上の厚みがあるものが少ないのが現状だ。厚みが足りないことによる底つき感や、冬の底冷えが気になる場合も。
厚みがない洗えるマットレスを購入する場合は、ベッドフレーム用や敷布団として使うよりも、マットレストッパー(マットレスパッド)として重ねて使うのがおすすめ。
メリットでもある通気性の良さがアダとなり、粗相をすると床に染み出してしまう可能性が高い。その意味では赤ちゃん用、子どものお昼寝用などには不向き。ただし、空気層でできているファイバーマットレスは、汗をかきやすい子どもの寝具向きともいえる。
子ども用とするなら、マットレスとシーツの間に、防水性の高いマットレスプロテクターを挟むのがおすすめ。また、おねしょをしたとしてもすぐに洗えて速乾できるというのは安心材料でもある。まずは購入前にメリットとデメリットを天秤にかけてみて。
洗えるマットレスを購入するにあたっては、以下の4タイプに絞って探していくのがおすすめ。また、シャワーや手洗い、洗濯機使用などマットレスによっても洗い方は微妙に異なるので、迷ったらメンテナンスのしやすさで選ぶのもあり。ライフスタイルにぴったりハマる、今必要な洗えるマットレスはどれ?
もともと通気性に優れている素材ではあるけれど、三つ折り形状は立てかけやすく風に当てるときもスムーズに。片付け、収納時もコンパクトになり、限られたスモールスペースの人にもおすすめのマットレス。
日々のコンディションを整えるためには、ベッドフレーム用に復元性が高く寝返りが楽な厚さ15cm以上のマットレスを選びたい。カバーやシーツ、もしくはベッドパッドを併用すれば傷みや汚れを防ぐことも。
畳やフローリングの上での使用を考えている場合は、敷布団タイプをチェックするのもおすすめだ。上下や表裏の位置を定期的にローテーションしていくと長く快適に使い続けられる。
3~5cm程度の厚みならマットレストッパーとしての使用がおすすめ。マットレストッパーは、睡眠をアップグレードさせたり、マットレス本体を長持ちさせたりといったメリットが一枚で得られるもの。しかも、素肌に近いものが洗えれば清潔感もキープできる。
汚れや寝汗によるニオイが気になったら、カバーも中材も丸ごと洗えるのが、これまでお伝えした「洗えるマットレス」を選ぶ最高にして最大のメリット。寝具、そして睡眠環境を清潔に整えたい人に、結びに代えてマットレスの洗い方のポイントをご紹介。
上記ポイントはあくまでもエアファイバーが採用された、「エアウィーヴ」の三つ折りマットレス 「スマートZ01」の場合。先述の通り素材やメーカーによっても推奨の洗い方や温度は異なるために購入前後に必ずチェックしよう。